楽杵(スタンピング・スティック)
スタンピング・スティック(叩き棒)は、最も単純でかつ古いリズム楽器の一つです。 ふつう、身近にある適当な長さの棒、あるいは一定の長さの中空の木、竹などで地面を打ちます。 踊りのリズムをとるためにも使われますが、多くは穀物をひくときに、自然にリズムが労働からわき起こり、 そのリズムによって仕事の能率を上げるように使われます。 17世紀フランス宮廷オーケストラの指揮者は、床を棒でコツコツ叩いて拍子をとっていました。
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