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打ち鉢(パーカッション・ベスル)

壷、コップ、びんのたぐいは、身近な音楽演奏を楽しむのに利用されてきた日用品です。
パーカッション・ベスルは手や小さな棒で打ったり叩いたりして音を出しますが、大きさの違う器を用いたり、
また同じ大きさの器に水を入れ、その量を加減することによって、簡単なメロディを演奏できる程度の音をつくることができます。

インドのジャルタラン(異なる水量の陶器の鉢を、コルクかフェルトを先端につけた竹の棒で叩いて演奏します)
サンド・ドラム(砂にトンネルを掘って小さな橋をつくり、そのトンネルの上を手で打って共鳴させる珍しいドラム。エチオピアとニューギニアで見られます)
ニューギニアのウォーター・ドラムは、ふたつきの彫刻を施した木の器で、中に水を入れ、ふたの上を手で叩いて演奏します。
アフリカのウォーター・ドラムは、半分にしたヒョウタン2個でつくり、水を入れた大きいヒョウタンに浮かせた小さいほうのヒョウタンを棒で打って音を出します。

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